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韓国 映画


韓国映画プロジェクト-韓国 映画


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『シュリ』の大ヒットをきっかけに、日本でも韓国映画の新作が続々と紹介されるようになった。国際交流基金アジアセンターでは、こうした状況を踏まえながら、長い歴史をもつ韓国映画史全体を視野に入れた上で、新たな切り口で韓国映画を紹介することを目的とした韓国映画祭を今年の春と秋に実施する。3月15日からスタートする「2001韓国映画プロジェクトI」で取り上げる作品とその意味について、国際交流基金アジアセンター専門員の石坂健治氏に聞いた。

二つの切り口で韓国映画史を振り返る
「2001韓国映画プロジェクトI」では、各論的に韓国映画史を検証する試みとして、ユニークな切り口で作品を取り上げてそれらについて語ることに重点をおいています。今回は昨年秋に行われた第4回プサン国際映画祭のテーマから二つを取り上げていますが、その一つ「春香伝」(第1部)は、プサン国際映画祭で「『春香伝』の歴史を振り返る」という特集が組まれていますし、イム?グォンテク監督の最新作『春香伝』ともタイミングが合っていますので、日本でも取り上げることにしました。
もう一つは「怪奇幻想映画」(第2部)というジャンルに焦点を当てました。怪獣映画やお化け映画は単なる娯楽映画として作品性という点では低く捉えられがちですが、私たちは怪獣やお化けの姿に仮託して当時の社会を表現しているものがあるという認識をもっています。今回、ゲストでお招きするキム?ソヨン先生の著書『韓国ファンタスティック映画~近代化の幽霊たち』は、まさにそういった怪奇幻想映画から韓国の近代化のあり様を見るという内容となっています。今回上映するフィルムは、この本に登場する作品の中から4本を選んでいます。

このキム?ソヨン先生、そして「春香伝」を語っていただくチュ?ジンスク先生――今回来日するゲストはお二方とも、韓国映画におけるフェミニズム、ジェンダー論などを第一線で研究される女性研究者です。ゲストの聞き役は、この映画祭の企画顧問でもあり、昨年秋にソウルの中央大学で教鞭を執って来られ、その際お二方とも議論をされている映画評論家の四方田犬彦さんにお願いしています。